2013年6月2日日曜日

北川辺金魚園に訪問。

今日は埼玉県加須市にある北川辺金魚園に行ってきました。

今日は我が家の室内水槽に余裕ができたので、追加の金魚を購入しに訪問しました。
悩んだ挙句、京錦と、褪色前の弘錦にしました。
弘錦は、津軽錦とらんちゅうを弘前のブリーダーがミックスしたことからできた魚種とのこと。

早速水あわせしてドボンします。

先日、少しだけ書きましたががここは本当にこだわりの金魚園で、
ストイックなまでに金魚作りをしている園主さんとご家族が運営されています。
そのストイックさを箇条書きにしてみます。

・店内装飾にこだわらない
見た目は完全に一軒家で、初見さんは相当な金魚マニアでないと、入りにくいかもしれません。
しかも写真のようにシャッターが閉まっているのでお休みなのかと勘違いしてしまうくらい、金魚屋の外観をしていません。
屋上のハウスと家の裏のみで養殖をされているそうです。
一度中にはいると、普通のお店では全く見られないレベルの元気な金魚が水槽を泳いでいます。

・店頭以外では購入不可
自家での販売と、年2回開催の埼玉養殖魚祭、観賞魚フェア以外、どこにも販売していない、卸もやっていません。

・営業日が不定期
とにかく金魚第一の為、成育の状態に合わせてお店を開けているようです。当然、仕入れなどもやっていない為、開園日はHPで確認をした方がいいみたいです。

・18時で閉園
金魚も眠る時間です。

器具などは一切販売していない
利益率が高いはずの器具、エサ類は一切おいていません。あるのは金魚と、養殖魚祭りや観賞魚フェアでとったトロフィーだけです。

・店員さんは家族のみ
金魚について楽しく語る奥様と、熱くディープに語る園主さんがいます。

・マニアックな魚種
その品揃えはマニアックに過ぎるところがあり、一般受けはしないかもしれないかもしれません。
でも例えば状態の良い穂竜が欲しいと思ったときは、購入できるところでは北川辺さん以外ではなかなか見つからないのではないでしょうか。
他にも大阪らんちゅうや、津軽錦は当たり前、京錦、弘錦、関東アズマなど、メジャーではなくても美しい魚種が訪問するたびに入れ変わります。

マニアックで健康な魚を販売していただける分、所謂ホームセンターなどに比べるとお値段は高いかもしれませんが、金魚の寿命は6年、7年と生きることを考えれば、自分は納得できる良い魚を購入したいと思っています。
そんな金魚好きの方達にオススメします。

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