2013年5月31日金曜日

産卵のセット

先日エラ病にしてしまったため、オスの発情が遅く、未だ産卵できていません。
メスのお腹はもうブヨブヨでいつでも行けそうです。
追い星は出ているので取り敢えずセットだけして見ました。
魚巣と新水でヤル気がで出てくれるといいのですが、餌探しに夢中でダメっぽいなあと思っています。

2013年5月30日木曜日

エラ病リターンズ

引き取り手が見つかった姫路系らんちゅうの3匹ですが、引き渡す直前、何と無く様子がおかしいことに気づきました。
まだエラの動きなどは正常でしたが、餌に対する反応がとにかく鈍かったんです。

以前の反省から、すぐさま水換えをしました。
夜見ると、片エラが止まっている個体もいたので、すぐさま塩とヒーターを投入しました。
その日は引き渡し予定日でしたが、来週に伸ばしてもらいました。
で、現在、治療6日目ですが、対処が早かったためかほとんど完治しました。
これから通常の水飼育に戻すステップを開始します。

エラ病再発の原因
(個体は違いますが)エラ病の再発の原因を考えました。
特にオークションやホームセンターで魚の新規購入はしておらず、病気を持ち込むことはないと思います。
水温もおおよそ一定に保っていましたし唯一考えられることととしては、以前かかったときの細菌が容器に残っていたのかもしれません。
水に触れたものはイソジンなどを使って徹底的に殺菌をしておこうと思います。

病気といえば、加須にある北川辺金魚園の店主さんに伺ったのですが、「ペットショップやオークションの殆どの購入魚は金魚ヘルペスと思え」とのこと。
実際にはそんなことはないと思うのですが、それ位、導入には慎重になれ、ということだと思います。ヘルペスはとにかく厄介で、一度でもかかって、奇跡的に生き延びたとしても生きている限りキャリアのまま他の導入魚にばら撒くとのこと。
とにかくヘルペスにかかっていないという確信が持てないところから導入はしないほうがいい、ということでした。
そして確かに北川辺さんで購入する金魚はとにかく丈夫で、一度も病気をしたことがありません。
店主曰く、稚魚のうちから想像を超えるくらいの密飼いをして、わざと病気にかけて、抵抗力をつけている、というようなお話をされてました。
稚魚の時のエラ病はおたふく風邪のようなもので、わざとかけることは知っていましたが、その他、わざとストレスを与えて病気にかけるそうです。
ものすごいこだわりのお店で、金魚以外の生活はどうなっているんだろう、と考えてしまうくらい、金魚に対して熱い思いが伝わってきます。

2013年5月27日月曜日

らんちゅうアーカイブ

先日、会長宅にお邪魔して、宇野系らんちゅうのこと、宇野仁松氏のこと、宇野氏の思いを受け継いでいる寺崎氏のこと、飼育についてなど、色々とおうかがいすることができました。

ちょうどその時、入会しにきた方が来られました。
宇野系らんちゅうが通常のらんちゅうとどう違うのか、宇野氏って誰なのか全くわからないけど、品評会で見た美しさに惹かれたとのこと。

その方お話しを聞いて驚いたのですが、ご本人も陶芸をやっているとのことで、陶芸家である宇野氏とはどこか相通じるところがあったのかもしれません。

宇野系らんちゅうの特殊性を全く知らない方に説明している会長のお話を聞いていて思ったのですが、基礎の基礎をまとめて始めての方でも分かるように勉強できる資料をつくった方がいい、と思いました。
宇野系の概要がわかる資料があれば、本人がドップリと宇野系に浸かりたければ十分すぎるほどの歴史の深さがあることが分かり、より知的好奇心を掻き立てられるのではないかと思うのです。
今は若輩者過ぎて何もお手伝いできることはありませんが、もっと勉強して、いつの日かインタビュー形式などでいろいろな思いをアーカイブしたい、と思いました。

2013年5月26日日曜日

古材ラックと部屋の映画館

金魚とは全く関係がありませんが、、、
映画、オーディオが好きで、シアタールームを作りました。
仕事柄、スピーカーやアンプなどはお下がりをいただいて設置しています。

AVラックは木場にある古材屋の、Gallupから材料で購入して組み立てました。
天板はおよそ100年前のアメリカの民家の床で使われたオークで、非常に硬度があります。
これは紙やすりをかけただけです。

棚板はアメリカの建築現場の足場で使われていたパイン材です。
オークに比べて柔らかいのですが、木目の腐食が面白く出てきます。
この棚板を、鉄の脚のサイズをオーダーして、ネジで止めただけです。
このサイズで古材を使っていることを考えると安く上がったのではないかと思います。

プロジェクターは三菱のLVP-HC7800D、3D映像対応です。
80インチのスクリーンに投影しています。
3Dメガネは機種指定の純正品は大きく重たいので、最新の三菱プロジェクター用の高速液晶ブラックメガネを使っています。
3Dのビデオのリリースが少ないのが悩みです。

上が、最近その手のマニアに話題のOPPO BDP-105、Blu-Rayプレイヤーです。
SACDやハイレゾオーディオファイルも再生できて、アナログ音声出力が驚くほど高音質です。
また、映し出す映像も素晴らしく、最初はPS3で再生していましたが、OPPOに変えると3Dの立体感が全く変わり、何度も上映したBlu-Rayソフト、
「IMAX: DEEP SEA 3D」を改めて見直すと、本当にアシカに触れそうな立体感で描写しています。
また、HDMI出力が2系統ついていて、片方はオーディオ用に3D信号をOFFにすることができます。
そのおかげで、3Dに対応していないAVアンプでも問題なく使えています。
本来は、HDMIの2出力を使っていても、対応していない信号が乗っていると音が出なくなります。
OPPO BDP-105であれば全く問題なく、接続機器ごとのフルスペックで分割出力が出来るのです。
これはとても凄いことで、5-6年前の、3Dに対応していないハイエンドAVアンプを中古で安く買っても使えるということです。
AVアンプはスペック落ちになると急激に価格が下がります。
今使っているSONY TA-DA5300ESは当時20万くらいしたミドルハイクラスのアンプでしたが、今なら中古で3万円くらいで買えます。
アナログ音声部分などはすでに何十年も前から大きな進化は止まっているので、これで音楽も映画も十分に楽しめます。
自分はアメリカの公式サイトから直接購入しましたが、今は日本の正式な総代理店ができたので、そこで買えるようです。
日本にはプレイヤー文化がなく、録画兼用機じゃないと売れない、ということですが、これ程のクオリティでパナソニックやソニーに比べてとても小さな会社が開発したのをみると、国内メーカーにも頑張って開拓して欲しいものです。
最近はテレビの大画面化、価格の下落によってホームシアター需要は衰退しているようです。
しかしながら、現在では昔よりも機器の選択幅が広がって非常に導入しやすくなっています。
自分はもう1年前からテレビ番組は全く見なくなり、今のシアタールームだけで映画や音楽と向き合うには最高の環境になりました。

2013年5月25日土曜日

土曜日とベランダらんちゅう

水換えした後、こんな感じでビール飲みながら音楽流してまったりしています。
狭いですけどお気に入りのスペースです。
らんちゅうは飼育の話が多くなってしまいますが、皆さんはどんなスタイルで鑑賞されてますでしょうか。


姫路系らんちゅう三匹の引き取り先が決まったので、ついでに余っていたガラス水槽をあげようとチェックして見たら、、、
割れてました。

内側のシリコンは無事っぽいので、取り敢えず漏水事件の時に使ったシリコンボンドで埋めることにしました。
盛って
慣らして完了です。
中まで割れていたらアウトですが、、、
漏水試験中です。

こんな感じの週末です。

2013年5月23日木曜日

産卵の時期

昨日から大潮になりました。

大潮と産卵の関連性についてよく言われているのは産卵の確率が上がるのと、産卵自体もスムーズに完了する、などのようです。
大潮とその他の時期で完全に同条件にして比較することは不可能なので真偽は確かめようもありません。
先人達が何十年も積み重ねてきた経験から、そのように言われているのだろうと思いますので、やはり従った方がいいと思っています。

何とかこの頭を残したいのですが、オスの種親のほうがエラ病を患ってしまったので、発情が遅いようです。
まだ追い星も弱く、どうしたものかと考えていますが、とりあえず明日あたりからセットしてみようと思います。

2013年5月21日火曜日

マーフィード観賞魚用浄水器を使う。

金魚の冬眠明けと共に、自分も起きる時間が早くなり、どんなに遅く寝ても目覚ましが鳴る1時間前には起き上がって水槽を見にいくという日々が続いています。
こんなに寝起きが悪い自分の生活習慣を変えてしまうベランダらんちゅう恐るべし、です。
水換えは3日おきにしています。
朝起きるのが早いので作業は楽勝なのですが、朝からガラガラ廊下の上にホースを引っ張って作業しているので奥様のクレームが止まりません。

現在は薄飼いの2船と、室内水槽の稼働なので水換えはすぐに終わっていますが、本格的に稚魚の育成が始まった時は水換えの作業を出切る限り楽にして、すぐに作業ができるようにしておきたいところです。
そこで、とうとうマーフィードの観賞魚用浄水器を買ってしまいました。
もちろん起き水ができればそれが最高なのですが、我が家のスペースを考えればそのスペースがあればプラ船を置きます。
また、マーフィードを導入した理由はもう一つあり、以前雑誌で読んだのですが、観賞魚フェアで農林水産大臣賞をとった和金が、ベランダで飼われていたこと、水はマーフィードの浄水器をそのまま使っているというインタビューがありました。性能的には疑う必要はないのではないかと思って導入を決めました。
設置ですが、マーフィード本体は大きいのと、見た目がお世辞にも良いとは言えないので、奥の方に隠し、ホースを分割、接続してシャワーヘッドを付けました。
ベランダには蛇口がないので、風呂場の蛇口からホースロールを付けて、廊下を通ってベランダに引き出しています。
今は、ホースを持ってきてワンタッチロックを接続するだけで水が使えます。

何の気も使うことなくいきなりプラ船に注水できるのは想像以上に楽でした。
購入して一ヶ月ほど使っていますが今のところらんちゅうたちはとても元気です。
シャワーヘッドにしてあるので、掃除なんかにもそのまま使えますし、ホースを巻いてしまえば綺麗にかたずきますし、いい買い物でした。

2013年5月20日月曜日

ベランダメダカです。

我がベランダ養魚場には、メダカの水がめも置いています。
飼っているのは、日高市にあるめだか専門養魚場、花小屋さんで購入した透明鱗も混じった三色メダカです。

水がめは以前紹介した、益子陶器市で購入したもので、作家さんの一点ものです。
大体12-13リットル位はいるので、めだかであれば10匹以上は余裕で飼えます。
ブクブクは設置していません。
形状的に縦長なので水量の割には場所を取らず、大変効率がいいのですが、真夏に何も対処しないとお風呂のように熱くなり、酸欠でだいぶ落としました。今年の夏は水面を揺らす程度のファンの設置を考えています。

メダカ以外に水草があり、ウォーターコインは越冬できて二年目です。
躊躇せず剪定しないとどんどん増えますね。
今はホテイ草を追加して産卵藻として活躍しています。

景観的に高さが欲しいな、ということで練馬にあるオザキフラワーパークで買ってきました。

涼しい感じになったと思います。

2013年5月19日日曜日

iPadだけでできる金魚ブログ

このブログは、レイアウトから何から全てiPadのみで作っています。
ベッドやソファでゴロッと横になりながらのグウタラ更新です。

写真はさすがに、コンデジや一眼レフで撮っていますが、Eye-fiという無線LANを内蔵したSDカードを利用してPCを一切介さずにアップロードしています。

今はどんなブログサービスで試しているかの話は、まとめてまたいつかしようと思います。

今日は2号池の様子を一眼レフでムービー撮影、Eye-fiでiPadに無線転送し、iPadのCute CutというAppを利用して編集して見ました。
そのままiPadからYoutubeにアップしてブログに貼り付けるというテストをしてみます。


ちょっと音楽が邪魔な感じですが、こんなことまでiPadだけでできますよ、ということで。

2013年5月18日土曜日

青水のある風景

我がベランダ養魚場は、狭小ではありますが、唯一いい事は、青水が出来やすい、ということです。
他のブログや話を聞いていると、狭いところだと全く青水が出来ない、という話を聞きますが、うちでは全く困った事がありません。
タライ一杯の青水で全水換えしても3日で濃い緑色になるのですが、師匠曰く、宇野系は出切る限り青水を飛ばす期間を無くして、色揚げをはかることが大事なようです。
おそらく魚体の迫力が大事な協会系らんちゅうは新水で食欲をどんどん煽って大きくして行くのに対して、宇野系は大きさをそれほど求めないことからの違いなのだと思っています。
今後は割水一本で行こうと思っています。
緑水は明るい中でみると本当に綺麗で、いつまでも眺めていられます。

2013年5月16日木曜日

姫路系らんちゅうの引っ越し。

室内水槽に、姫路系の宇野らんちゅう3匹の内2匹を移動しました。

宇野らんちゅうということでネットの種魚分配で購入したのですが、尾のつまみ、片腹がでている、舵尾欠けなどがあるのですが、ここは種魚としてなので全然問題ないです。

ただ、3匹の内2匹は体高が高過ぎてあまり好きなシェイプではなかったです。
師匠曰く、体高は遺伝する、「背に嫌な肉が乗っている」と表現するようで、種としても使わないそうです。
確かに体高が弓なりに高くでていると、頭のメリハリが出にくい気がしています。

何と言ってもスペースが無いですから、所属している会の魚と、二筋を追うことはできません。
同じ宇野系と言っても、今は本当に色々あるようで、実物を見て買っているわけではないので仕方ない、とは思っています。
ただ観賞用としては、二才になって頭も出始めましたし、普通のホームセンターで手に入れられるらんちゅうよりはずっと美しいと思います。

しばらくしたら、スペース確保の為に誰かにあげようと思っています。
今は青水作り隊として大活躍しています。

※C-PLフィルター欲しいなあ

2013年5月14日火曜日

エラ病その4

エラ病の治療開始から10日が経ちました。
軽症の一匹はすでに完治して元気に本水槽で泳いでいます。
重症の方は未だに塩浴中です。
最近までずっと水面に浮かんだままで、背焼けが激しかったのですが、現在では沈めるようになって、背焼けも回復してきました。
後もう一息だと思います。

いままでの治療の流れをおさらいします。


1日目
エラ病発覚
0.5%塩水浴開始
25度水温設定
餌切り開始

2日目
一回目の水換え
0.5%塩水浴
28度水温設定

3-4日目
0.5%塩水浴
28度水温設定
※激しい背焼けを確認

5日目
重症のらんちゅう
0.7%塩水浴
28度水温設定

軽症のらんちゅう
0.25%塩水浴
ヒーターを外す

6日目
重症のらんちゅう
0.7%塩水浴
28度水温設定
グリーンFゴールド顆粒を規定量投入

軽症のらんちゅう
通常水槽に戻す

7日目
0.7%塩水浴
28度水温設定
グリーンFゴールド顆粒継続

8日目
0.7%塩水浴
28度水温設定
グリーンFゴールド顆粒継続
※ここで泳ぎにかなりの改善が見られ、背焼けも収まり始めました。
でもまだ浮いています。

9日目
二度目の水換え
0.7%塩水浴
26.5度水温設定
薬は投入せず。
※沈めるようになり泳ぎが自然になって、底の方で餌を探すような仕草を始めました。

10日目
0.7%塩水浴
25度水温設定
※ここからは焦らずに通常状態に戻していくプロセスにしようと思っています。

11日目
3度目の水替え、1/3新水に。
0.5%塩水浴
23度水温設定
※えさを二粒食べました。食欲もわいてきたようです。

明日はヒーターを外し、明後日で通常状態に戻すスケジュールです。

2013年5月13日月曜日

漏水ですよ。

排水栓を追加したプラ船ですが、このときに作ったものは問題ないのですが、二番目に作ったプラ船が、水をいれて漏水試験をすると一晩で3リットルほど抜けてしまうことが分かりました。


穴を大きく開けすぎたか、ゴムパッキンが変形しているのかもしれません。
いずれにしても使えないので、シリコンシールを追加しました。
生体に影響の無い、シリコン100%のこれを買ったのですが、防カビ剤入りというのが気になりますね、、、
しっかり一日かけて乾燥、水を入れてから何日か回してから金魚を入れようと思います。

念のため一号池についても時期を見てシールしてしまおうと思います。

2013年5月12日日曜日

ベランダ養魚場の完成

ベランダ養魚場の最終仕上げをしました。

前回はこんな感じです。
奥の室外機の上にもう一槽増やす予定ですが、左の壁についている給湯器が邪魔をして、奥まで手が届きません。
またアングルの高さがあるせいか圧迫感があります。
色々調整しました。

木の枠をもう一つ組み立てます。

さらに前回作ったアングルの脚をカットします。

最初はこの状態でした。

最終的にこんな感じで収まりました。
プラ船にはアルミの断熱材が巻いてありますが、木枠で隠しています。
もうちょっとホース類を綺麗に取り回したいところですね。


・一号池
60リットルプラ船。
最も日当たりがよく、青水がすぐできます。
ただし一番奥にあるので手が届きにくく、メンテが少し大変です。
また、少量の雨水が入って来ます。
この一号池は当歳育成用で考えています。

・二号池
60リットルプラ船。
半日くらいは日が当たり、青水もできます。
一番鑑賞しやすく、メンテもしやすい、環境が良い池です。
今は産卵をさせようとしています。
稚魚育成用で考えています。

・三号池
90リットルFRP水槽
一時間ほどごく一部に日が当たります。
他の船よりも2-3度以上水温が低いですが、あまり変動がなく安定しています。
親魚、冬眠用で考えています。

うちの環境ではこれ以上の船は置けませんので何とかこのスペースでやりくりして行きます。